

前回に続いて、今回もスピリッツ。 今回は『ウォッカ』のご紹介です。
『ウォッカ』の原型は12世紀頃から造られ、当時は『蜂蜜』を原料にしていたと言われていますが、これははっきりした事実がわかっていません。 実際『ウォッカ』という名称が使われ出したのは16世紀頃からで、語源はロシア語の『ズィズネーニャ・ワダ(生命の水)』の『ワダ』の部分が変化したものだと言うのが一般的な説。 『バーボン』もそうですが、やはり昔から、どこの国でも『お酒』は『生命の水』なんですね・・・。
18世紀頃の『ウォッカ』の主原料は『ライ麦』 そのうち『大麦』や、アメリカ大陸から伝わった『じゃがいも』や『とうもろこし』も原料として使われるようになりました。
現在の主原料は『じゃがいも』や『とうもろこし』 時代と共に試行錯誤の末に作られた『ウォッカ』は、ロシアの歴史的お酒なんですね。
『ウォッカ』の特徴は、無色透明でほとんど無味無臭。 アルコール度数は40度〜50度。 本場ロシアではそのままストレートで一気に飲み干し、喉越しを楽しむそうですが・・・胃には悪そうです・・・。
第二次大戦後、アメリカに渡った『ウォッカ』は爆発的なブームを起こします。 それは、アメリカ人によって無味無臭の『ウォッカ』が果汁類と良く合うという事が発見されたため。 さまざまな果汁類と合わせた『カクテル』が考案され、爆発的なブームとなったのでした。
代表的なカクテルを紹介すると・・・ *スクリュードライバー・・・『オレンジジュース』割り *ブラッディー・メアリー・・・『トマトジュース』割り *ソルティー・ドッグ・・・『グレープフルーツジュース』割り *モスコー・ミュール・・・『ジンジャーエール』割り それ以外でも何にでも合うスピリッツ『ウォッカ』は、実に便利なスピリッツです。
基本的に無味無臭の『ウォッカ』は、すでにメーカーで味付け・香り付けされたものも多数販売されています。 今回紹介している【ズブロッカ】も、そんな『ウォッカ』のひとつです。
ポーランド産の『ウォッカ』【ズブロッカ】には、『ズブロッカ草』のエキスが配合されています。 『ズブロッカ草』はポーランド東部のピャロビエジャの森に群生する匂いの強い香草で、ロシア語でズーブルと呼ばれている野牛が好んで食べるところから『ズブロッカ草』と命名されました。 そんなところから【ズブロッカ】のラベルには、その野牛の絵が描かれています。
『ズブロッカ草』のエキスを抽出してブレンドされた【ズブロッカ】は、そのおかげでほんのり黄緑色。 アルコール度数は40度。 一瓶一瓶に『ズブロッカ草』の茎が入っており、その独特な甘い香りは、桜餅の香りに良く似ています。
香りが大事な【ズブロッカ】は、ぜひ冷凍庫で凍らせてストレートで。 度数が高いお酒は冷凍庫に入れても凍らず、トロトロの状況を味わえます。 キンキンに冷えた舌触りと、熱い喉越し。
食前酒には最適です!
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